自分インタビュー『ブログを、本格的にはじめてみます。』
ブログを、本格的にはじめてみます。
プライベートでは、2子を育てる父親として家庭を持ち
仕事も、定職に就いてそれなりに活躍している。
そんな、中年にさしかかりそうないい大人がブログをはじめる”ワケ”とは。
インタビュー(ーー):ゆーきプリンスの中身の人
ーー今回、インタビューという形で記事を書くわけですが、どういった意図で書くのですか?
ゆーきプリンス「普通に書くのもいいんですけど、ちょっと視点を変えてみようと思いまして。」
ーーと、言いますと。
「ただただ、ひたすら目標だとか決意表明だとか、ありきたりなことは結構書いてきたんです。
でも、どれもその自分で立てた”マニフェスト”を達成することがなかったんです。
ブログで書いたところで、自分が変わるということはなかった。
そういう結果も踏まえて、でも先を見据えた考えをしなければならない。それには、文章で起こした方が頭に入ってくる。
それなら、自分を客観的に見れる”自分にインタビューしてみよう”という考えです。」
ーー世間的には、ちょっと寒い光景のような気もしますが。
「確かに寒いかもしれません(苦笑)。
けど、自分的に考えが整理出来るのであれば、世間の目を気にするデメリットより
メリットの方が上なんで(やります)。」
ーーでは。ブログをはじめようと思ったキッカケを聞いていこうと思いますが。
「もともとブログは高校生あたり・・・10年前くらいですかね、その時からやっていました。
その時は、若いということもあったと思いますが、日記代わりにブログを書くという時代でした。
僕も右に倣って、いかにおもしろく日常を書けるか?ということに特化していました。」
ーー今はどのような感じですか?
「今は、日常の日記というよりか、役に立ちそうなことを書いてる感じですね。」
ーースタイルが変化した理由とかは分かりますか。
「たぶん、自分が分からないこととか調べたことを共有したらおもしろそう、というところからです。
例えば、パソコンを新しいのに買い替えたいんだけど、性能とか初めは分からないじゃないですか。
それを、Evernoteに調べたことをメモしてたりしたんですが、この内容って僕だけじゃなくて知らない人に教えるとか、自分がまた検索出来るようにしたらおもしろいんじゃないか、有益なんじゃないかっていう単純なところから徐々に変化していった感じだと思います。」
その人の人生まで少しエッセンスを加える
ーーでは、今回はじめるブログの内容について、具体的に教えて下さい。
「基本は変わりません。知らないことをシェアしていくという内容になります。
ただ、今まで僕がつくったブログと違うのは、規模です。
”人生を変える”というテーマに沿って、ライフスタイルを中心に書いていくところが大きく違います。
さっきの例で言うと、パソコンの内容を知りたい・・・で終わっていたのが、その人の人生まで少しエッセンスを加えると言いますか、そんなブログにしていきたいです。」
ーーかなり大きなテーマになりますが・・・。それはどのようにエッセンスを加えていこうと考えていますか?
「まぁ、その辺はいろいろと考えています。
ひとつ言えるのは、『こうしていきましょう!』と僕が答えを提示しないことですかね。決めるのは自分ですから。
ケータイ選びは、総合評価でiPhoneがオススメです!なんて言っても全然ハートに伝わってこないじゃないですか。
なので、いろんな要素を提示してあげて、『あ、それならiPhoneにするわ!』みたいなのを、見てくれた人が決めちゃうみたいなのが理想です。」
ーーそこまでして、人の人生を変えたい理由というのはなんですか?
「人生を変えたい、というより変えてあげたい願望はあります。
というのも、僕が10代の頃は遊んでばかりで、将来を考えていなかった。
20代の頃、将来について色々悩んで、結局やりたいことが見つからなかった。やりたいこと1つを熱中したかったのにも関わらず、です。
そんなモヤモヤな日々が続いて、今家庭を持ってやりたいことも出来ない環境になってきている。
そんな状況下の中、ただひたすら家族のために働くというのも立派なことをしているとは思います。
けれど、もっと大きいことをやりたいという欲求は変わらず。子持ちのくせに。
そういう環境でも、恥ずかしがらず欲求に素直になっても大丈夫というのを見せたいし、逆に若い人達に僕を反面教師としてもっと可能性を探ってもらいたい。
という思いがあります。」
ーー正義感とか思いやりの心みたいな感じですか?
「正義感というのは自分で感じないですかね(汗)。
思いやりなのかな、その辺は分かりません。」
無理矢理、睡眠時間を削って書かないと間に合わない
ーー育児・仕事と3足のわらじを履くことになりますが、そのあたりの負担はどうでしょうか。
「正直、書く時間というのがほとんど取れません。
無理矢理、睡眠時間を削って書かないと間に合わない計算になります。」
ーー書くルーチンというのは、どのように行っているんでしょうか。
「基本、テーマを先に決めます。テーマは、もともとのテンプレートから取ることもありますし、今日思いついてすぐに書きたいことがあればそれをテーマにします。
で、Googleなどで検索して、分からないことや必要な情報をEvernoteでまとめていきます。ここに、結構時間を使います。
そして、まとめた内容を文章に書き起こしてオリジナルの記事をつくっているんですが、これもまた即興で書いていくので時間がかかる。
だいたい、1つの記事を仕上げるのに1時間はかかっているんじゃないでしょうか。」
ーーこだわりというのもありそうな気がするのですが。
「一番は、”シンプルに分かりやすく”というのにこだわっています。
難しい言葉ばかり並んでたり、活字が並んでいると読む気が起きなくなりますから。
さらに、必要な情報を盛りこまなきゃいけないので、そのバランスに非常に気を遣います。」
ーーそこに気を遣う理由というのも、深く聞きたいのですが。
「単純に、さっき言った『活字が並んでいると読む気が起きなくなる』という理由だけです。
正直、ブログってのは読まれてなんぼのツールで、いくら良いことを書いてあっても読まれてないとその記事の価値って、内容としてはあるかもしれないけどWeb上では価値はないです。
だって、誰にも検索されず誰の役にも立ってないわけです。
内容がしょぼくても、多くの検索が入って数人程度の知識への貢献が出来ていればそっちの方がWeb上の価値はあります。
だから、良い記事を書くという大前提がありながらも、多くの人に読んでもらいたいという思いで、行間だったりHタグという見出しだったり、単語ひとつひとつも一瞬の判断でその時のベストを考えながらタイピングしています。」
この先どうなるかは、まったく分からない
ーーブログを書き続けて、人生を変えてあげられるエッセンスを与えたいという話しがありましたが、今後はどういう変化がブログにありますか?
「まったく想像も付きません。
自分の中のストーリーというのは出来ていて、でもそれは何年も先のスパンで考えています。今こうやって書いていても、1年後には更新がバッタリなくなっているかもしれないし、1年経ってもPVが変わってないかもしれない。もしかしたら劇的に変わってるかもしれない。
そういった可能性でストーリーを決めていくので、正直今の段階ではどうなるかは分かりません。ブログを続けていって、その変化を逆に見たい感じです。」
ーー有名になって、本を出版したり講演会を開いたりする願望はありますか。
「今はその段階にいるわけじゃないので、ありません。
とにかく、頭の中の構想を早く形(ブログ)にしたい!という思いがすごい強い状態です。」
ーーSNSとの展開もありそうですが。
「ブログをやるバロメータとして、PVがある限りはSNSを利用しない手はないと思います。今回やろうとしてることがTwitterとかで出来ればいいんですが。
とりあえずブログが今のツールでは良い選択だと思っています。」
ーー最後にメッセージをお願いします。
「はっきり言って、ブログは自己満でやってるものだと思っています。
なので、とりあえずその満足を満たせる記事数を書き続けていきたい。
頭の理想の形になった時、はじめて周りの反応を見ると思うので、それまで一刻も早く形にしたい。そのために、スピード感を重視していきたいと思います。」
ーーありがとうございました。